結婚できます『婚活作法』

おのずと会話力向上

掲載日:2023年3月1日

一昨年の上田市主催の婚活イベントから、また1組の結婚が決まりました。

二人の交際をイベント後もフォローしていましたので、入籍をして結婚式の

日取りが決まったと報告がありました。

末永く幸せになって欲しいとお祝いのメッセージを送りました。

 

今年度も長野市・上田市・中野市が主催する婚活イベントをサポートさせて

頂きますので、結婚の報告がある出会いの場にしたいと思っています。

しかし出会いがあっても結婚まで続くのは数組ですので、イベントでの婚活は

難関なのです。

 

昨年のイベントに婚活は初参加と言う20代男性が、

「女性との会話が難しかった」

と後日相談に来ました。

イベントでは高い学歴や年収があっても、楽しい会話が出来ないと女性からの

人気はありませんので、男性はマッチングも連絡先の交換も出来ませんでした。

彼は決して無口な訳ではありませんが、異性との接し方に慣れていないため、

多くの人が集まる様な婚活は向いていません。

彼自身もイベントに参加してみて向いていないと分かり、お見合いで婚活を勉強

したいと入会しました。

 

いざお見合いをしてみると、女性からの質問に答えるだけで自分から話題をつくる

事はありません。

会話が途切れても沈黙を守っているので、その都度アドバイスをしますが、そう簡単

に話せる様にはなりません。

なのでお見合いは4連敗と言う結果になりました。

 

でも徐々にではありますが、会話のキャッチボールが出来る様になり、一つの話題が

長続きすることも多くなりました。

もしこれが受験とか資格試験の様な答えが決まっているものだったら彼は得意なので

しょうが、異性相手ですので自力では難しくどんなアドバイスが効果的なのか考えて

いました。

すると5人目のお見合いの時に彼が

「とても話し上手な方で、質問しなくても自分の事を話してくれるのでとても楽でした」

と感想を述べました。

 

彼に一番足りない所は、相手の気持ちを察する事が出来ない所です。

そこで、

「女性は話上手な訳では無く、貴方が楽に話せる様にと物凄く頑張ってくれていたのよ、

今頃疲れ果てていると思うわ。それだけ貴方に気を使ったことを分かってほしい」

と話しました。

恋愛経験が無いと特に『自分ファースト』で、自分中心になっている事があるのですが、

相手の気持ちを考えられる様にならないと結婚どころか恋愛も出来ません。

 

会話の仕方やファッションセンスを学ぶより、相手が困らない様な気遣いが出来れば会話

もセンスも変化してくるのです。

「う~ん、それは難しいですね~、女性が何を考えているのか良く分からないから」

と彼は頭を抱えました。

そういうことではなく、自分ならどんな言い方や接し方をされたら嬉しいのかを考えて、

それを相手にしてみたら良いのです。

そして相手も嬉しいと感じたなら、感覚が同じ人なので自分と合う人ですが、全く通用

しない人も居る筈ですから、その人とは合わないのです。

 

ただ多くの人と会えば良いと言うものでは無いので、お見合いをしながら『自分ファースト』

から『相手ファースト』になれる為の婚活をして欲しいと思っています。

彼の婚活は今後、お見合いからLINEの活用法、そして交際方法へとステップアップを目指し、

ゴールとなる幸せな結婚までサポートは続きます。

 

 

令和4年10月6日  長野市民新聞掲載


お問い合わせ

お電話でのお問い合わせ

受付時間:10:00 ~ 19:00

メールでのお問い合わせ

メールの返信には少々お時間を頂きます。
お急ぎの際はお電話にてお問い合わせ下さい。

LINE@に登録する

QRコードをクリックすると画像が拡大します。
お手持ちのスマートフォンからご利用ください。