結婚できます『婚活作法』

タイミング逃さずに

掲載日:2024年3月9日

コロナ禍では出会いの場が少なくなった事で、結婚と言うよりは

出会いを求めている様に感じましたので、婚活セミナーで

『結婚する為の婚活をしましょう』

と言う話をしても婚活者には響かなかったのかも知れません。

 

しかし新型コロナウイルス感染症が5類に移行して出会いの機会が

増えて来たので、最近は

「出会いはあるのですが、出会うだけで終わってしまうのでどうすれば良いのか」

と言う相談が多いので、今年は『結婚に繋がる婚活』についてセミナーで

話そうと思っています。

 

社会の変化と婚活者の意識を把握して、タイムリーな話をしないと効果は

ありませんのでタイミングは大事です。

 

先月「結婚が決まったのはタイミングが良かったからでした」と、

会員の二人が報告に来ました。

男性はそろそろ真剣に結婚を考えようと思ったタイミングで入会をしました。

女性は1年程前に入会をしていましたが、多くの男性から申し込みがあっても、

私が紹介をしても誰とも会おうとしなかったのに、彼からの申し込みだけは受けてくれたのです。

 

始めて彼女から「お会いしてみたいです」と返事を貰い、本当に驚きましたが

同時に『なぜだろう?』と不思議に思ったのです。

彼には申し訳ないのですが、飛び切り条件が良いと言う事では無く、素敵な方ですが

写真を加工して凄くイケメンにした訳でもありません。

彼の魅力は、控え目なのですが仕事や趣味に対して熱い思いを持っている明るくて

面白い方なのですが、プロフィールだけではその魅力が伝わらないと思っていました。

 

しかし彼女には伝わった様で、会おうと思った理由はもう一つあり、忙しかった仕事が

ちょうど落ち着いて来て、このまま仕事だけの人生は嫌だと思ったタイミングだったのです。

 

入会の時期は違いますが二人とも初めてのお見合いだった訳ですが、次に会う約束も

直ぐに決まり、その後も順調に交際が続いて結婚を決めたのです。

自分が大変な時は彼女がサポートしてくれて有難かったし嬉しかったと彼が言い、

プロフィールに書いてあった通りの人柄で、一緒にいると楽しくて何でも話せるのは

彼の気遣いがあるからで、本当に優しい人だと彼女は言います。

 

二人の言葉を聞いて、結婚を決めたのはタイミングだけではない事が分かります。

結婚する事で、親も自分も安心したと二人とも嬉しそうでした。

 

先日法事があり、住職さんが『終わりが分かっていたら』と言う話をしてくれました。

コロナも戦争も先が見えないので不安なのですが、もし終わりが分かっていたら今とは

違っていたでしょうね。

またマラソンや登山等は終わりが見えたら頑張れるし、何かしら苦痛な時間が後5分と

分かれば我慢出来ます。

 

仕事の悩みを相談される事も多いのですが、身の危険を感じる様な悩みで無い場合は、

1年頑張ってみようと言う様に終わりを決めてやってみる様にアドバイスしています。

転職も選択肢の一つですが、1年と言う終わりが分かったら気持ちが変わり、環境も

変化するかも知れません。

 

終わりの分からない自分の人生に対しては、なるべく後悔しない様に生きる事だと思います。

結婚したいと思うタイミングはきっとあると思いますので、その時を逃さずに行動する事ですね。

 

令和5年7月6日長野市民新聞掲載

 


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