結婚できます『婚活作法』

先延ばしせず行動を

掲載日:2020年4月8日

コロナウイルスの影響で東京オリンピックが延期となり、

さらに長野マラソンの中止が発表されました。

日増しに感染者が増えて行き、経済的にも不安な事ばかりで

先の見通しが予測できませんが、今は我慢して耐えながら

出来る事を考えて乗り切りたいですね。

 

最近の結婚相談からも先の不安を抱えているご相談がありました。

80代の親御さんから、50歳になる息子さんの結婚相談がありました。

息子さんは高校を卒業して地元で仕事をしているので、

産まれた時からずっと親と一緒に生活をしています。

その為か食事や洗濯等家の事は一切自分でやった事がなく、

耳が遠くなったお父さんと、足が痛いお母さんが未だに息子さんの世話をしています。

 

何でこんな事になってしまったのか?普段の様子をお伺いすると、

「いつ頃だったか覚えていませんが息子との会話が無くなり、

食事以外は自分の部屋に居ます」

と言う親御さんです。

仕事は真面目に長年勤めていますが、親御さんから見て

息子さんは何の意欲も無く、ただ毎日同じ事を繰り返しているだけで、

この先親がいなくなった時の事を考えると心配だと話します。

 

それで結婚して欲しいと言う訳なのですが、親御さんの話を聞いている間、

私の中では色んな疑問と怒りと切なさが入り交じりました。

『親御さんは何で今まで放置していたのだろう?』

『なんと愛情の無い息子だろう!』

『親子が距離を置いてしまうと、毎日顔を合わせる事も辛いだろうな』

でも、こうなる事は想像できた筈です。

 

確かに息子さんが結婚したら、この先の不安がなくなるのかも知れませんが、

先ずは息子さんの意思を確認する必要があるので、せめて親御さんが息子さん

と話をして息子さんに来て貰う事になりました。

 

親御さんは相談に来た事で安堵していましたが、やっと始まった所なので

果たして明るい未来になるのかは分かりませんが、これ以上先延ばしにしている

よりは、今出来る事を親子で取り組む事がこの先の不安を解消する為には必要だと

思います。

しかし、嬉しいご相談もありました。

毎日暗いニュースばかりで、先が見えない不安を感じていた30歳男性は、

結婚を考える様になりました。

「婚活」を始めて「色んな出会い」があり、

もしかしたら「来年は結婚」して、

その先は「家族が増える」かも知れないと思える、

未来が見える事と言えば結婚だと思ったそうです。

東京オリンピックが開催された時、

夫婦で観戦してニッポンを応援する夢が持てますね。

頑張りましょう!

お知らせですが、

2004年から結婚相談を始めて15年が経ちました。

そこで2020年4月より、

『若井結婚センター』から『しあわせ本舗』に

名称を変更いたしました。

 

今後もより一層、多くの方の幸せな結婚を願い、

『結婚』について発信して参りますので、宜しくお願い致します。

 

 

令和2年4月2日  長野市民新聞掲載


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