出会い諦めずに参加を
掲載日:2019年10月18日
今年も残す所4ヶ月を切りましたが、最近ご相談で話題になっているのが
『令和元年婚』です。
どうせ結婚するなら元年が良いと言う事で、「今からでも間に合いますかね?」
と聞かれても正直な所なんとも言えませんので「それは貴方次第です!」と
お答えしています。
でも年号が変わった事で、結婚を考えるきっかけになった人が居る事は確かです。
そして次に多い相談が、婚活パーティーに幻滅している女性達です。
今は県内の各市町村が主催している婚活パーティーが主流になっています。
市町村の中には、真剣に参加者の婚活を手助けする事を考えた『結果を重視する内容』
で開催している所もありますが、多くは人集めを重視した、イベント性の高い内容です。
確かに開催する側にしてみると、人が集まらない事には成果は出せないのは分かります。
そして婚活者も、面白いイベントなら参加しようと思っている人も多いのでしょうが、
その結果がご相談に来る方の様に、「真剣に結婚を考えている人と出会えない」とか、
「あれでは結婚出来るとは思えない」と思ってしまうのです。
さらに深刻な事は、どこの婚活パーティーでも必ず会う男性が数名いて、それが殆ど
40代と言うのです。
私から言わせると、婚活パーティー等は20代~35歳までを対象とするのが当然と
思っていますが、参加者の年齢を限定しない限り、男性の半数以上は40代になるのです。
すると20代女性からは敬遠されてしまい、また同じ様な男性ばかりとしか出会いが無いと、
婚活パーティーに参加しなくなります。
とは言え、婚活を頑張っている40代男性にしてみれば、毎週の様にパーティーやイベントに
エントリーしても抽選で外れる事が多かったり、年齢制限で参加出来るパーティーが少なく
なってしまったと必死になっています。
それにしても、婚活と謳って人を集めるイベントが目につき、婚活をイベント化する傾向に
違和感を覚えていますが、婚活者の中にはイベントや出会いを楽しんでいる方も多いので、
なかなか結婚に繋がらないのでしょうね。
しかし出会いが無ければ始まりませんので、真剣に結婚を考えている方は外見に囚わ
れずに、真面目に自分と話をしてくれる人をその中から見つける為に、諦めずに参加する
様にアドバイスしています。
そこで婚活パーティーは本来ならば20代~30代に頑張って欲しいので、私の所では40歳
以上の男女を対象とした、少人数のパーティーを開催して行こうと思っています。
令和元年婚と言えば、兼ねてから勝手に心配していた小泉進次郎さんがやっと結婚しました。
それが年上の女性でしかも授かり婚だった事には驚きましたが、ご家族から「良かったね」と
祝福されていた事が嬉しかったです。
まだ跡取りとか墓守を重視している親御さんが多いですが、結婚相手に巡り合う事が困難な
時代ですので、一番はお子さんに幸せな結婚をして貰う事を応援して欲しいと思っています。
令和元年9月5日 長野市民新聞掲載