勇気を出して一歩を
掲載日:2016年4月11日
今年も講演会講師のお話をいただいています。
先日は、若穂で今年初めての講演をさせていただきました。
若穂では初めての講演で、事前の打ち合わせでは皆さんが現代の結婚
事情をあまりご存知無いと言うお話でしたので、なぜ婚活をしなくてはいけない
のか、結婚しないお子さんとの関わり方という、婚活の初歩をお話させて頂き
ました。
講演後、言われた事はとても分かるのですが、なかなか行動に移れないという
方や、来なかったご近所の方に話したいと言うご意見をいただきました。
一番良かったことは、もっと積極的に世話を焼こうと、主催者の方々に思って頂いた
ことです。
周りに独身者が多いからと、安心していたり、他家のことだからと遠慮していますが、
10年後20年後の地区の人口年齢を考えたら、決して他人事ではありません。
今後も協力できる事があれば、ご相談させていただく事をお約束して、講演会は
終了いたしました。
最初の一歩は勇気がいるものですが、一歩進んでみないと分からない事がたくさん
あるのです。
勇気を出して相談してみようと、婚活を始めようとする方々から、電話やメールで
お問い合わせを頂きます。
質問で一番多いのが料金で、次に会員数と成婚率です。
中には医師、公務員や大手企業等限定で会員数を質問される事もあります。
資料請求もあります。
会員数については、総会員数をお答えしても、20代~80代の全会員が結婚対象では
ありませんので、お問い合わせの方の年齢や条件をお聞きして、対象の会員数をお答え
しています。
成婚率も、どんな人を希望しているかによって、結婚が早く決まるか長くかかるか変わって
きますし、年代によっても成婚率は大きく変わってきますので、成婚率ではなく、年間の
成婚数をお答えしています。
相手にも結婚の条件がありますので、対象人数が多くても、必ず結婚に繋がるものでは
ありません。
こんな答え方をするものですから、お問い合わせの方々は、最初はとても驚きます。
営業トークで答えてくれると想像しているのでしょうね。
資料請求に対応していないのは、資料なんて見ても「理想の結婚」とか、「必ず見つかる」
と夢の文言が書いてあるだけで、そんな心持で入会してもらって、ガッカリされても困ります。
大事なのは、まずは自分がどんな結婚をしたいのか、次に結婚相手はどんな人が良いのか
です。
たったこれだけの話のやり取りでも、お問い合わせの方々には、自分の環境や年齢から結婚
相手はどんな人が良いのか、自分と会ってもらえる結婚対象の人はいるのか、と考えてもらえます。
会員数や成婚率を知る事より、自分の婚活方法を知る事の方が良いですよね。
なかなか行動に移れないと言わないで、勇気やずくを出して一歩を踏み出してみてください。
平成28年2月4日 長野市民新聞掲載