結婚できます『婚活作法』

外見よりも内面重視

掲載日:2023年3月1日

政府は『次元の異なる少子化対策を実現する』と、少子化対策に本腰を入れる

と言う政策が注目されています。

少子化対策で特に力を入れるのは子育て支援策です。

確かに子育てしやすい社会になれば子供を持ちたいと思う人は増えるのかも知れま

せんが、それは結婚している人やパートナーがいる人であり、大半の独身者が結婚

する意欲を持つ訳では無い様です。

 

結婚には段階があり、先ずは結婚したいと思わないとなかなか子供を持つと言う所

まで考えが及びません。

そして婚活している方を見ていると相手選びに夢中で、結婚する為の婚活ではない

様な気がしています。

 

最近良く耳にするのが、『ツイッター婚活』と言う新しい婚活スタイルです。

マッチングアプリはすでに多くの方が利用していますが、アプリに掲載する写真は殆

どが実物とは少しかけ離れていたと言う経験から、外見よりも内面を重視しようと始

まりました。

Twitterは日々のつぶやきを投稿すると、興味を持った人はフォローしてメッセージで

やりとりをするコミュニケーションツールです。

マッチングアプリの様な婚活サイトではありませんので、本音のつぶやきから生活の

様子や趣味嗜好が分かり易い事で人柄を知り、趣味や考え方の合う人を探す事が出来る

と言います。

 

そうは言っても婚活目的の場合は、多くの異性から人気を得る為にはつぶやきにも工夫が

必要ですので、そう簡単に出会いがある訳ではありません。

実際に会った事も無い人との信頼関係を築くのは難しいのです。

それにしても次々と新しい婚活スタイルが発生すると言う事は、それだけ出会いがあっても

結婚には繋がらないと言う事だと思いますが、そもそも婚活者の目的は結婚よりもいかに

理想の相手に巡り合うかと言う事に特化している様に見えます。

 

政府は子育て支援が少子化対策と考えるのは、それだけ結婚して子供を持つと言う事は大変で

支援が必要と言う事です。

婚活者が求めている理想の相手と言うのは、結婚生活を視野に入れているとは思えないのです。

理想の相手と結婚する事が幸せと思っている様で、政府が思い描いている少子化対策とはあまり

にも次元が違うのです。

 

少子化対策と言うのは、結婚する人を増やし・子育てしやすい社会にする為にはあらゆる手段を

考えないと実現できない幅広い政策が求められる難しい問題です。

しかし少子化問題が話題になり、子育て支援の政策が具体的になる事で結婚への希望が持てると

思います。

 

結婚して家族を持つことが自分の人生を豊かにする事だと自然に思う人が多くなり、幸せな結婚

とはどんな事なのかを今後も地道に伝えて行こうと思います。

そして、婚活をしている方には、結婚する為の婚活が出来る様にひとりひとりに寄り添ってサポート

して行こうと思っています。

今年は行政も親御さんも、みんなで本気になって向かい合い、結果を残せる様に頑張りたいですね。

 

 

令和4年2月2日  長野市民新聞掲載

 


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