大きく分け3タイプ
掲載日:2016年2月23日
稲穂が頭を下げ始め、トンボやススキ、コスモスを見かける季節になりました。
肌寒くなると人恋しくなるもので、婚活を始める人も多くなります。
婚活を始める方に、相手を理解する方法をお話しします。
理解とは、性格が合うかどうかを判断するのではなく、相手はどんな人なのかを知ることです。
相手を知る方法として、人は大きく分けて次の3つのタイプがあります。
①常に目標を立て結果を求める。
②人に喜んでもらうことが、自分の喜びと思う。
③あまり拘りも目標もなく、その時の気分でいる。
分かりやすく説明すると、風邪を引いて会社を休む時上司への連絡は、①のタイプの上司には
昨日から熱が39度あり、今朝も下がらないので今日一日休んで、明日は必ず出社します と、
風邪の状況と、いつまで休むかを言います。
②のタイプの上司には、熱が下がらなくて咳きも酷く、食欲が無いので休ませて欲しい と、いかに
辛いかを訴えます。
上司が理解してくれるような言い方をすると、問題なく休ませてくれるはずです。
ただ、③のタイプの上司は、言ってみた時の上司の気分で、予想ができません。
この様に、相手がどのタイプなのかを知ると、どうやって付き合えば良いのか分かります。
実は女性は、①のタイプが多く、殆どの男性は②のタイプなんです。
だから二人で出掛ける時、食べたい物とか、行きたい所を言ってくれる女性を男性は好みます。
それは、相手が喜んでくれる事をしたいのですから、決して我慢している訳ではありません。
しかし、そんな男性を最初は「優しい人」と、女性は嬉しく思うのですが、次第にこの人は自分の
意思がなく優柔不断なのかしら?と、不満に思い始め、いつも自分の意見を聞いてくれるので、
もしかして無理して付き合っているのではないかと、心配になってきます。
そんな不満や、目標が見えない不安から、交際中の女性から良く相談があるので、3つのタイプで
説明すると、納得して安心するのですが、男らしく決めて欲しい時もあるのです。
そんな時はいきない「たまには自分で決めて!」と責めるのではなく、「自分はこうしたいと思って
いるけど、どうかしら?」とか、2択、3択で選んでもらう方法を教えます。
するとお互いの気持ちが分かる様になり、先の見える交際になっていきます。
①のタイプの男性が、②のタイプの女性と交際していた時に、最初は男性が出掛ける場所を決めて
女性に了解を求めていましたが、一度も女性が反対しないので不安に思い、行きたい所を聞くと逆に
とても困った様子なので、3択にした所女性は気持ちが楽になり、どんどん自分の思いを男性に話す
ようになりました。
しかし、一度会ったくらいで、性格や話が合わないと言う人が本当に多いです。
相手を知ることは、とても難しい事ですから、ささいな言動や行動で判断しがちですが、こんな方法を
知っていると結婚ばかりでなく、会社や人との付き合い方も楽になると思います。
婚活は、一つの出会いを大事にすることから始まります。
幸せな結婚を目指して、頑張りましょう!
平成27年9月3日 長野市民新聞掲載