結婚できます『婚活作法』

婚姻への導きが大切

掲載日:2024年3月9日

年度末になりましたが、今年度サポートさせて頂いた自治体が主催する

婚活イベントは終わりました。

来年度の婚活イベントを企画する時期ですが、幾つかのイベントでは女性の

集客に苦労していましたので、また同じ様な内容のイベントを企画しても

女性が参加しないのでは無いかと心配です。

 

今まではある程度の人数確保は出来ていたのですが、何故今年度は女性参加者が

減少したのかを疑問に思い、イベントに参加した事のある数名の方に聞いてみました。

 

『他のイベントでも会っている人が何名かいたので何度も会いたくないから』

『出会いがあっても進展しないから』

『自分が希望する様な人はあまりいない』

と言う意見でしたが、数名の意見なので他に理由があるのかも知れません。

 

それに反して男性は、募集人員に対して2倍3倍の応募がありますので、この差を考えると

もっと真剣に婚活イベントを考えてみる事が求められていると思います。

 

ある自治体では、イベントの人数合わせだけの為に参加をお願いしている事もある様ですが、

目的はあくまでも婚姻数を増やし少子化対策の為の政策です。

自治体の婚活は年度毎の予算で開催する事から、参加人数とマッチング率だけを成果として

報告するイベントになっているのでは無いかと思いますが、そこには

『個人的な事柄については立ち入ってはならない』

と言う基本があるそうなので、イベント後については各自で行動してもらい介入はしないとの事です。

 

婚姻率に繋がる結果になっていなくても、何らかの対策をするのは難しい様なのです。

婚活イベントでは、出会いから結婚までを支援するには時間と手間がかかるのですが、

結婚に繋がる事を重視したら何かしら方法はあると思っています。

 

来年度の予算を国会で審議されていますが、自治体が主催する婚活イベントから成婚者を多く

誕生させる事が求められていると思います。

それには、参加人数やマッチング率を成果とするのではなく、イベントに参加してくれた方を

結婚に導く事が大切だと思います。

 

女性の集客が少ないとしても、イベントに参加している方は真剣に結婚を考えている方がとても多いです。

婚活はマッチングアプリが主流と言われていますが、アプリに登録しても閲覧しているだけの女性が

多いのは、結婚に繋がる出会いを求めているから行動が出来ないのではないでしょうか。

 

結婚の考え方は人それぞれなので、マッチングアプリ・街コン・婚活イベント・結婚相談所など

自分に合った婚活を選んでいますが、自治体が主催するイベントは信頼できると思って真剣に結婚を

考えて参加する方が多いので、面白い企画をして集客する様な遊び感覚のイベントにする必要は無いと思います。

 

少人数でも結婚に繋がるイベントになれば、参加者は増えるはずです。

今後も自治体の婚活イベントをサポートさせて頂く際には、

結婚に繋がる結果が作れる様に全力でご協力したいと思っています。

 

令和6年3月7日 長野市民新聞掲載


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