結婚できます『婚活作法』

家事や育児 共に協力

掲載日:2021年4月5日

この所『ジェンダー』と言う言葉を良く耳にします。

どんな意味かご存知ですか?

ジェンダーとは社会的・文化的につくられる性別、

男性と女性の役割の違いによって生じる性別のことです。

今、世界はジェンダーによる差別をなくそうとしています。

長年慣れ親しんだ意識を変えるのは難しいですが、

男だから・女だからと、

性で差別する行動や発言には注意しましょう。

結婚についても

『家事や育児は女性の役割』

と思っている人がまだ多い様に思います。

私も昔の人間なので結婚相談をする中で、以前は

「女性は仕事を優先するよりも結婚して子育てがある程度終わったら、

また仕事をすれば良い」

と考えていた時がありました。

しかし学生時代から夢を持って念願の仕事に就き、

意欲的に取り組む女性や、親に何時までも甘えていられないと、

実家を離れて自立している女性たちを見ていて意識が変わっていきました。

仕事か結婚かの選択ではなく、

両立出来る結婚をして欲しいと思っています。

 

しかし経済的に夫婦共働きをしなければ厳しい現実や、

結婚後も会社から仕事を続ける事を求められていても、

未だに女性が嫁ぐと言う意識が根付いています。

結婚により住まいや環境や働き方が変わるのは相変わらず女性の方です。

そこで、結婚したら男性も家事や育児へ参加し、

夫婦で協力する事などを、婚活している間に結婚後の生活が想像できる様な

アドバイスをしています。

しかし最近、特に20代の男性の多くは、結婚後は共働きを希望しているので、

家事や育児は二人で協力するものと言う意識がすでにあり、

日頃から料理や洗濯をしていると言うのですから感心です。

また結婚した方からは、

「早く帰宅した方が料理をし、作って貰った方が後片づけをするのですが、

夫の方が料理が上手くなり毎日楽しくやってます」

とか、

「週末は家事を手伝ってくれた夫が、コロナ禍で家に居る時間が

多くなってから、家事や育児をしてくれたり家庭菜園も始めて、

夫婦の会話が増えました」

とか、

「結婚してからもそうですが、子供が産まれてからは特に夫の両親には

お世話になっていて感謝しかありません。近い将来、夫の両親との

同居を皆で話し合っています」

と、実際は家庭内での夫婦の役割分担は必要に迫られて変化しています。

結婚とは

、『お互いに必要な存在である事』

が大事なんですよ。

婚活している男性は

「得意ではないですが、休日はたまに料理する事がありますよ」

と言えると良いですね。

結婚して共働きが普通の今だから、親御さんの協力も必要になります。

独身の子供の面倒を見ているよりも、

夫婦で頑張っている二人の家事や育児をサポートする方が幸せですよね。

 

令和3年4月1日  長野市民新聞掲載


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