結婚できます『婚活作法』

対象を広げてくれる

掲載日:2021年2月22日

明けましておめでとうございます。今年もコロナウイルスの影響で

困難や我慢が続くと覚悟していますが、変化にも対応出来る強い

気持ちと、こんな時だからこそ夢を持って頑張りたいと思います。

婚活も変化の兆しがありそうなニュースがありました。

先月、政府が少子化対策として自治体の婚活支援事業に『AI』の

導入資金を補助すると言うものです。

いよいよ結婚も人口知能に頼ると言う事態になりましたが、これで

結婚する人が増えたならそれはそれで良い事だと思います。

 

そもそも婚活する事で出会いはあるのになぜ結婚する人は少ないのか?

を考えてみると、

そこには『理想』や『タイプ』や『条件』を求めたり、

あるいは

『結婚観の違い』だったり、

中には交際の仕方が分からないと言う事もあるかと思われます。

 

しかしここで一番厄介なのが、理想やタイプ重視の婚活者です。

AIは趣味嗜好や行動から深層心理を探る130問程の回答を分析して、

自分の好みと合致しない相手でも価値観や相性が良い人を選出してく

れるというものです。

自分の理想やタイプの人意外は受け入れない方々が、果たしてAIが選んだ

人を素直に受け入れるでしょうか?

だからこそ、この様な方々に是非AI婚活をして欲しいと思っています。

それはAIはきっと自分では選ばない『以外』な相手だと思いますが、

人から言われても聞く耳を持たなくても、AIだったら興味本位から会ってみようと

思う様です。

それがすでに導入している他県の自治体では、結婚率が向上したと言う要因になっています。

受け入れる対象をAIなら広げてくれると言う事なのですが、要するに外見や条件で

判断していては結婚は出来ないと言う事なのです。

お互いにそんな気持ちで会ってみると、『納得』に変わる事で結婚出来るのです。

婚活者に、『AI婚活』について聞いてみると、

「AIがどんな人を選ぶのか興味はありますが、結婚相手は自分で決めたいです」

と言う意見が多数でした。

それならば今年は婚活を少し変えてみて、自分では選ばない様な人にも興味を

持って知る努力をして欲しいです。

 

県内でも今後AIを導入する自治体があるかと思われますが、過去の婚活をみていると、

街コンもマッチングアプリも今では誰でも抵抗感なく当たり前に活用していますので、AI

婚活も普通になるのは時間の問題です。

 

しかし、結婚は自分だけの問題ではないですし、人口知能では分析できない複雑な心境も

ありますので、相性や価値観が合うだけで結婚出来るほど簡単なものではありませんね。

なので、結婚に関しては人口知能よりも私の方が頼りになると自負しています。

結婚に夢を持って頑張っている方々の為に、今年も全力で応援します。

 

 

長野市民新聞 令和3年1月7日掲載


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