結婚できます『婚活作法』

希望者早めの行動を

掲載日:2019年10月18日

先日、フジテレビ『とくダネ!』の方から取材依頼の電話がありました。

取材の内容は、2019年版「少子化社会対策白書」が政府から発表されて、

結婚を希望している20代~40代独身男女の意識調査結果から、6割が

婚活をしていない事が分かり、特に婚活していない20代男性は7割を超

えている結果を受けて、番組としては未婚男性の親御さんはそんなお子さん

に対して、親としての考えや思いを取材したいと言う依頼でした。

日頃から親御さん向けのセミナー講師や、親御さんからの相談も多い事で

取材をお願いしたいと言う事でしたので、協力出来る事であればお受けしたい

と思いましたが、テレビでの話題は旬のネタを求めている為に、お電話を頂いた

2日後にオンエアーしたいと言われても、それは大変時間的に厳しい要求でした

のでお応え出来ませんでした。

 

政府が発表した白書を調べてみると、結婚していない理由として半数が

「適当な相手に巡り合わない」

次いで「結婚資金が足りない」「異性とうまく付き合えない」と答えています。

要するに婚活しなくても『何時かその内に理想の相手と出会いがある』と奇跡を

信じて待っているのです。

婚活と言う言葉だけがひとり歩きしていて、みんな実態を知らないのですから

呆れてしまいます。

婚活しない独身男性が増加している事は数年前から把握していましたし、

親御さん向けのセミナーには、男性の親御さんが圧倒的に多く参加されますので、

とにかく婚活の場に出して欲しいと毎回お願いしています。

しかし政府が発表した意識調査白書よりも遥かに深刻な新聞記事を目にしました。

それは、2015年の国勢調査から、未婚の男女の人口差は340万人も男性が多い

と言う「男性余り」の実態です。

その男女比の割合は40代~50代の男性余りが激増していると言います。

と言う事は、男性は20代30代で結婚しないと、どんなに頑張っても相手が居ない事

になるのです。

全ての女性が結婚を希望している訳ではないので、実際にはもっと難しい事になります。

しかしあくまでも数字だけの事であり、危機感を煽る訳ではありませんが、現実として

知っておく事は必要です。

ならば女性は安心して理想の相手を選べるのか?と言うとそうではないですね。

男性よりも有利な筈なのに結婚出来ないのはまたこれも問題です。

でも婚活していないと言う独身者の6割が目を覚まして婚活をしてくれたら、

今後の希望が持てる訳です。

私も年々結婚困難になっている事を感じているのですが、この先はもっともっと深刻な

状況になる事が予想されるので、結婚を希望するのであれば、早めに自分に合った

婚活方法を見付けて、結婚したいと思える相手と出会える婚活して欲しいと思います。

 

令和元年7月4日   長野市民新聞掲載


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