幸せな結婚伝えたい
掲載日:2016年3月6日
明けましておめでとうございます。
雪がなく、とても暖かい穏やかな年の始まりとなりました。
新年で一番の楽しみは、事務所に届く年賀状です。
今年も多くの方々から、幸せに溢れた心をいただきました。
昨年結婚された方々からは、素敵な結婚式の写真とともに、幸せな結婚生活の様子を、
また赤ちゃん誕生や、赤ちゃんが成長した成長した姿を見ることができました。
「あの大きなお腹には、こんなに可愛い男の子がいたのね~」とか、「もう七五三なんだ」
とか、いつの間にか二児の親になっていたり、奥さんの旧姓に苗字が変わっていて、婿
養子になった事を驚きもありますが、やはり一番うれしいのは、夫婦仲良く「お陰様で幸せ
です」と書いてあることです。
私が今も結婚した皆さんを気に掛けているように、皆さんからも「所長もお元気そうで良かった
です」との文面があります。
結婚してからも、私のブログを見ていただいているのです。
こうして年の始めに、皆さんからの幸せ溢れる年賀状をいただくことが、私の一年の原動力に
なっています。
昨年も「幸せな結婚」について、講演会、コラム、ブログを通して伝えてきました。
今年のテーマは変わりませんが、昨年の後半から40代~60代初婚のご相談が増えてきました
ので、結婚年齢についてもお伝えしたいと思っています。
この年代のご相談者の皆さんが、20代30代のときは全く結婚したいと思わなかったと言います。
それは、仕事しか興味が無かった方は、バリバリ仕事をする年齢は30代までで、40代ともなると
自分が動くよりも仕事を指示する役目、言わば「管理職」になるわけです。
そうして仕事の終わりが見えてくると、自分の人生も考えられる様になり、その時になってやっと
「結婚したい」と思うのです。
何となく結婚する気になれなかった方は、両親の介護をしているうちは考えなかったものの、一人
になって初めて将来への不安と孤独感からやっと「結婚」を考えるのです。
そして「結婚して親を安心させてやれば良かった」と、深く後悔しています。
さらに男性の方は、60代でも結婚するなら家族が欲しいと、子供を望みます。
20代、30代で「結婚」を考えられなかったのは何故なのかは、本人にも分からないそうですが、
言える事は、いつかは結婚したいと思う日が必ず来ると言うことです。
今もそんな方々の予備軍がとても多いので、60代になってから、結婚して子供が欲しいと望む
くらいなら、せめて30代のうちに「結婚」を考えられる様に、20代、30代の方々にも「幸せな
結婚」を伝えたいと思います。
親にとっては、毎年変わらない顔ぶれで新年を迎える事も有難いことですが、新しい年には、家族
が増えることが喜びです。
頑張って婚活するのはもちろん本人ですが、それをサポートするのが親御さんや私たちです。
結婚する気にさせるのは大変ですが、親が亡くなってから後悔するくらいなら、今できる事をやる
しかありません。
来年は、新しい家族が増えて、新年を喜びで迎えられる様に、今年も一緒に頑張りましょう。
平成28年1月7日 長野市民新聞掲載