結婚できます『婚活作法』

改元機に目標立てて

掲載日:2019年4月11日

新年度が始まり、来月からは新年号になります。

例年とは違い、新しく目標を立てたり何かを始め様とするには絶好の機会です。

独身の方々には是非『結婚』を目標にして婚活を始めて欲しいと願っています。

先月は、県の婚活事業で親御さんや婚活サポーターさんを対象としたセミナーを

塩尻市で開催し、セミナー講師をさせて頂きましたが、定員を超えて100名の方々

に参加して頂きました。

これまでも各地で親御さん向けにセミナー講師を依頼されて講演させて頂きましたが、

今回は殆どが40代50代とお子さんの年齢が高い事もあり、高齢の親御さんが多かったです。

その為、お子さんの結婚に関しては一昔も二昔も前の意識をお持ちでした。

「早く嫁さんに来て貰って家事をお願いしたい」

とか、

「家では農業は手伝わせて無いので、農家では務まらない」

と言う親御さんのお話を伺っていると、昭和初期にタイムスリップした感覚になりました。

 

さらに婚活サポーターの方々も高齢の方が多かったので、自分たちの時代の結婚と比較

してしまい、

「今の独身者達の考え方に付いて行けない」

とのご意見もありました。

 

お子さんの結婚が遅くなり、親御さんも高齢になると、結婚は本人の意思だけでは決め

られず、親も大きく関わってくるのは分かっていた事ですので、もっと早くお子さんの結婚

を真剣に考えて欲しかったと思いました。

先日、ご相談に来られた40代男性から大変興味深いお話を伺いました。

「このままだと、こども部屋おじさんになってしまう」

と言うのです。

『こども部屋おじさん?』

初めて聞いたワードですので調べてみました。

 

すると30歳を過ぎても実家のこども部屋に居座っている男性の事でした。

ただ実家暮らしをしていても、結婚費用やマンション購入や起業資金を貯める為と言う、

目標を持っている男性もいます。

しかしご相談の男性は、通勤や生活の便利さから実家に住んでいて、これと言って将来

の目標もありませんでした。

 

生活費を月3万円親に渡していても貯金する気持ちが無かったので毎年のボーナスが

30万程残る程度だし、結婚しないつもりはありませんが、これといって婚活もしてきま

せんでした。

だから『こども部屋おじさん』の言葉で自分の姿に気が付いたそうです。

 

さて何から始めようかと考えてみると家を出るにしては貯金が少ないし、結婚したくても

相手が居ないので色々と悩んで相談に来ました。

もともと「婚活」と言う言葉が

「モテない人が頑張って結婚しようとしている」

みたいで抵抗があったそうですが、

「こども部屋おじさんの方が余程恰好が悪いし、結婚は将来に夢が持てますよ」

とお話しすると、

「ちょうど新しい年号になるので、元年に結婚しようと目標を立てて頑張ります!」

と婚活を始めました。

40代ともなると、高齢になった親が心配で益々実家を出る事も結婚も難しくなりますので、

結婚の時期は少しでも早い方が良いですね。

 

 

平成31年4月4日    長野市民新聞掲載


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