結婚できます『婚活作法』

気持ちを変えてみる

掲載日:2016年1月22日

4月は出会いの季節ですので、婚活を始める方が多いです。

長野と松本で事務をお願いしているのは、当所で結婚した女性たちです。

長野は結婚6年、松本は昨年結婚した新婚さんです。

二人が入会して婚活を始め、彼らを紹介して交際から結婚までを見てきましたので、

それぞれの結婚後も知ることは私にとっても大変良いことでした。

 

驚いたことに二人とも、結婚してから日増しに「本当にこの人と結婚して良かったと思うのです」

と言います。

最初は私に遠慮して無理して言っているのかしら?と思いましたが、いまだに仲の良い様子

をたびたび聞きますし、再婚のご相談で離婚の経緯なんかを聞くと、しみじみと彼で良かったと

思うのでしょうね。

悩みながら婚活している方を見て「私は彼に結婚してもらって良かった」と言います。

そうなんです、私が一番感心したことは、二人ともご主人に対して、感謝の気持ちを持っている

ことです。

嬉しかったですね。

 

だって二人とも婚活している時は、結構我侭に自己主張していたのですよ。

「楽しい会話がない」とか「食事のマナーが悪い」とか「何となく合わない気がする」と言っては、

お見合いしてもすぐに断っていました。

しかし、その一つ一つのお見合いから、自分を知ることや相手の見方を変えることができ、

今の幸せがあるのです。

だから会員さんのご相談を聞いては「私も最初はそうでした」とか「条件なんかよりも大事なん

ですよ」とアドバイスが出来るのです。

それは自分も同じ様に悩み、どうしたら結婚できたかを知っているからです。

 

婚活している人の悩みは同じなんです。

自分が求める人に出会えないとか、求められないという自分の思い通りにならないことに

悩むのです。

そこでやめてしまうか、そのまま求め続けるか、それとも自分の思いを変えてみるか、この

三つのパターンに分かれます。

 

結婚した人の多くは、最後の自分の思いを変えてみた人です。

彼女たちもそうでした。

最初に求めていた理想の相手とは違うタイプの男性と結婚しました。

でもどうでしょう、結婚してとても幸せです。

自分の理想を変えるのは妥協と思っている人は、終わりの見えない果てしない理想探しを

続けています。

 

結婚は相手がある事なので、自分の思い通りになるわけがありません。

そこに気が付いた人からご縁が来るので、徐々に変わるようにアドバイスしているのですが、

中には結婚してから「所長が言っていたことが分かりました」と言われると、結婚前に分かって

もらうにはどんな言葉で伝えたら良いのだろう?という私の悩みに、彼女たちは教えてくれます。

結婚25年の私が忘れていたことを、結婚6年と新婚さんが教えてくれるのです。

 

私にとっても、婚活に悩む方々にとっても頼もしいアドバイザーです。

結婚した彼女たちには「夫婦は二人で一人前」と言っています。

お互いに半分ずつしか持っていないので、相手に不満があってもそれは相手も同じと言うこと。

自分に無い所をお互いに補え合えるのが良い夫婦です。

この先いろいろなことがあったとしても、二人でやっと一人前なんだからと思うと割と悩むことが

ないのです。

 

彼女たちの様に、結婚して良かったと言ってもらうことが、私の一番の喜びですので、いつまでも

仲良くしてもらわないと困ります。

この春婚活を始める人や婚活中の方々が一日も早く幸せのご縁を結ぶには、自分たちが幸せで

ないと人様の幸せのお手伝いはできません。

春です!

気持ちも新たに婚活卒業を目指して頑張りましょう。

 

 

平成26年4月3日    長野市民新聞掲載

 

 

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