結婚できます『婚活作法』

男性も女性観見直しを

掲載日:2019年4月2日

一気に暖かくなると、今年も異常気象になるのかしら?と心配になります。

この様子だと桜も長く楽しめないのではないかと心配です。

そして春になると一番の心配事は花粉症です。

結婚前からなので随分と長いお付き合いをしている事になります。

 

それでも毎年春が近づくと、

今年は別れられるかも?

と微かな期待をし続けていますが、未だに花粉症とは交際中です。

しかし数年前にある方から、

年齢が高くなるとアレルギー反応も鈍くなるので、症状は軽くなる

と慰められましたが、嬉しい様な悲しい様な複雑な心境です。

親御さんにとって心配な事と言えばお子さんの結婚ですね。

先日塩尻市で親御さん向けに講演をさせて頂きましたが、県内各地から

定員を超える多くの親御さんにご参加頂きました。

その講演の原稿を書いていて思い出した事がありました。

10年程前の事ですが、お子さんの結婚相談でお母様が来店されました。

「親として社会に送り出すまでが子育てだと思っていましたが、未だに結婚しない

子供を見ていると、今や結婚させるまでが子育てになってしまったのですね」

と話されたのです。

そう言えば何時しか個人主義になっていて、結婚は個人の問題と考える様になり、

親御さんからの相談も、後継ぎや孫の顔を見たいとか、何れ一人になる事を心配

しての相談で、後にも先にもあの時のお母様の様な

「社会の中で生きる事」

とか

「この先の社会が心配です」

と話された方はいませんでした。

自分にとって結婚が必要か否かで考える事が今では一般的です。

しかし最近のご相談から少し変化を感じているのが女性の結婚観です。

見るからに

『仕事頑張ってます!』

と分かる様な、仕事を生きがいとして来た30代半ばの女性達が、仕事よりも

結婚を優先する姿が見られます。

「これだけ仕事を頑張れたのだから、どんな環境になっても何でも

やって行ける自信がある」

と言うのです。

女性に生活力が持てる様になり将来の見通しが想像出来ると、

『結婚』も必要と考えられる様になったのでしょうね。

 

しかしいざ婚活をしてみると、男性からは

「なんか強そう」

とか

「変な事言ったら怒られそう」

と思われてしまい敬遠されるそうです。

仕事を頑張っている女性たちの多くは、色んな困難にも耐える力と

乗り越える能力があり、文句を言わず自ら何とかしようとする行動力

があるのです。

 

そんな女性達が男性に求める事と言えば、学歴や年収ではなく優しさや

思い遣りなんです。

出来れば女性から積極的に来てくてたら楽とか、結婚しても女性には仕事

をして欲しいと思っている今の男性達にとっては彼女達は理想の結婚相手の筈です。

しかし相変わらず、若くて綺麗な優しそうで家庭的な女性を求めている様では難しいですね。

女性たちの結婚観は時代の変化によって随分変わって来ていますが、

男性の結婚観は昔のままの様な気がします。

女性に比べて、男性の独身率はどんどん上昇を続けています。

現実と女性の変化を知り、女性観を見直してみてると幸せな結婚に

繋がると思います。

 

 

平成31年3月7日    長野市民新聞掲載


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