結婚できます『婚活作法』

目標を持ち諦めない

掲載日:2016年1月21日

昨年も、お見合いやパーティーから、多くのご縁を結ぶことができました。

このコラムを読んだ親御さんからの相談もあり、先ずはパーティーから婚活を始めようと

参加した方もいました。

少しでも結婚を考えてくれる男女が増えて欲しい。

また、真剣に婚活している男女に結婚できるヒントとなるよう「今年こそ結婚。婚活から卒業!」

を目標に今年もサポートさせていただきます。

 

昨年の秋から40代の男女、特に男性が活発に動き始めたことに気が付きました。

長野で毎月開催している料理のパーティーに、40代男性の参加がとても多くなりました。

さらに12月に長野・松本で開いたクリスマスパーティーの参加者の半数は40代の男女でした。

その反面、婚活のため結婚センターに入会するのは圧倒的に女性が多く、しかもご自身の意思

で相談に来ます。

一方で、親御さんの相談はほとんどが、30代後半から40代の息子さんのことでした。

 

女性はどうしても出産があるので、自ら行動するきっかけがあるのですが、男性をその気にさせ

るのは親御さんにとってなかなか難しいようです。

 

例えば、26歳で結婚した男性が3年後にしみじみと話してくれたのが、「あのタイミングで結婚

していなかったら、多分結婚できなかった」と。

それは20代より30代の方が、仕事の内容や責任が重たくなるため婚活する余裕がなくなるから。

30代独身の先輩を見てそう思ったそうです。

彼は今、1歳になる子供がいて、マイホームも手に入れました。

次の目標は、もう一人子供が欲しいことと、住宅ローンの短期返済に向けて夫婦で楽しみながら

貯金をしています。

 

もう一つの例は、51歳初婚男性の相談からです。

彼は幼い頃両親を亡くし、家族を知らずに育ちました。

家族が欲しいという強い思いを持ちながら大人になりました。

しかし自分のような環境で育った人間を受け入れてくれる人は絶対いないと思い続けていました。

でも50歳になると、今まで考えたこともなかった自分の残りの人生のことばかり考えるようになり

「あと何年生きられるか?」と思えば寂しさに耐えられないくなったというのです。

 

一人で生きることは、そんなに楽なことではありません。

特に男性は、定年退職して社縁が切れた後の人生を、寂しさと戦いながら生きる覚悟が必要に

なります。

そのときになって、「結婚しておけばよかった」とか「子供が欲しかった」と思うのでは遅いのです。

結婚が当たり前でない時代だから結婚が難しいので、40代婚活もちょっとパーティーに参加

したぐらいで結婚できる訳ではありません。

だから結婚相手が見つかるまでは、諦めないで参加を続けることです。

50代初婚男性にも言いましたが、諦める前に「なりたい自分になるために頑張る」ことです。

 

婚活を始めると、初めて厳しい現実と向かい合います。

自分に好意を持つ相手と簡単に出会えるはずは無いのです。

自分を否定されているようで、とても悲しい気持ちになりますが、そこで諦めた所で何も残らない

のです。

そんなときは、何のために頑張っているのか思い出してください。

「結婚して家族が欲しい」ーその実現までは諦めないで頑張りましょう。

 

親御さんたちも、結婚相手を見つけるのは簡単ではないことを分かった上で、諦めないで婚活を

続けるように後押ししてください。

「今年こそ結婚!」の意気込みで幸せな年にしましょう。

 

 

平成26年1月9日    長野市民新聞掲載

 

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