結婚できます『婚活作法』

神在祭で目立つ40代

掲載日:2016年1月21日

毎年この時期になると、出雲大社の「神在祭」に参拝します。

10月は神無月ですが、これは全国の神様が出雲大社に集まるので、神様がいなくなる

月ということから来ています。

皆さんの願いを持って、八百萬の神々が出雲大社に集い、ご縁を結ぶ会議をするそうです。

そして出雲大社では、10月は神在月となり、一週間の間「神在祭」として、全国の神様をお迎え

することから始まり、さまざまな祭りが執り行われます。

 

神在祭で一番大きなお祭りが「縁結大祭」です。

神様に一番近い所から『ご縁』を祈願できるお祭りなんです。

しかし、神在祭は10月ではなく、暦で数えますので11月中旬から12月上旬と、毎年開催

期間は変わります。

この日に合わせて、毎年参拝しています。。

片道900キロの道のりを運転するのですが、今年結ばれたご縁に感謝して、さらに来年も

多くのご縁が結ばれるように祈願します。

 

今年は60年に一度の平成の大還宮が終わり、5年ぶりに修造されたご本殿に参拝できること

から、例年よりも多くの参拝者で出雲大社周辺から混雑していました。

広い境内には各所で行列ができ、なんと縁結び守りが手に入らない事態になりました。

予想を遥かに超えた参拝者が訪れたのです。

 

縁結大祭も2千人を超える参列者でした。

参列するためには、事前に往復はがきで出雲大社に申し込みます。

返信はがきを持って当日、受付に行くのですが、全国から参拝に来るので、北海道から沖縄まで

都道府県ごとに受付口が設けてあります。

今年は海外の受付が設けられたので、ここでも人気の高さがうかがえました。

 

縁結大祭は午前10時~1時間半ほどですが、普段は入れないご本殿前で厳かに執り行われます。

ご縁を願うのは結婚ばかりではなく、健康・長寿・商売繁盛とさまざまですが、やはり結婚を願う

参列者が一番多くほとんとが女性です。

それも若い女性よりも40代前後の女性がとても多いのです。

20代30代とあまり結婚に興味を持たずにここまで来たのでしょうね。

お洒落で堂々としていて自我の強さを感じます。

それは40代まで一人で立派にやってきたと言う証としてごく自然に表現しているのです。

 

「きっと厳しい目で相手を選んでいるのだとうなぁ、誰でも好きになりなろうとする優しい気持ちに

なれば良いのに」と思いながら、祝詞を聞いていたら、今回出雲大社は観光バスが多く、厳かな

場所でなくなったなとか、お守りもいつもの半分しか手に入らないといった不満が静かに消えて

いきました。

 

こうして今年も自分の意思で自分の願いを叶えるために出雲大社に来たのです。

参拝できたことに感謝し、今年よりも多くのご縁を感謝できるように来年も縁結びに務めます。

 

 

平成25年12月5日  長野市民新聞掲載

 

 

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