結婚できます『婚活作法』

純粋な人柄決め手に

掲載日:2025年8月13日

正月の風物詩と言えば『年賀状』でしたが、年々友人や親戚等との

やり取りは少なくなりました。

しかしご結婚された方々からの年賀状は未だに届きますので、

正月の楽しみの一つになっています。

 

「お蔭様で干支ワンクール過ぎることができました」の文面に、

二人が出会った12年前を思い出していました。

初めて会った時は、事務所で少し話をしてから二人で出掛けて行きましたが、

お茶でもしに行ったのかと思ったら女性が提案してエムウエーブでスケートをして来たと言うので驚きました。

 

なぜ驚いたかと言うと、それまでの女性の婚活ではバリバリと仕事をしている事が分かる様な

自信満々な言動をする、スーツが似合う男性を求めていたので、二人とも殆ど経験のないスケートを

女性からリードしたのですからあり得ないと思ったのです。

スケートをして来た二人はとても楽しかったと言い、女性のあんな無邪気に喜ぶ顔を初めて見たのです。

 

その後二人は順調に交際に進展して結婚を決めたのですが、彼のどんな所が良かったの?と聞いてみると

「寝ぐせが付いた髪でほほ笑む彼を見て、なんて純粋な人だろう」と感じ、彼女も優しい気持ちになったと言います。

彼のお見合いの時には、寝ぐせと洋服のボタンがちゃんとあっているのか確認して女性が来る前に直していたのですが、

彼女の方が早く来ていたのでチェック出来なかったのです。でも不思議ですね、彼の場合はだらしないと言う感情は

沸いてこないし、私も彼女と同じで優しい気持ちになるのですから人を不快な気持ちにさせない所が彼の魅力です。

 

彼と出会う前は、自分に自信を持っている男性が尊敬出来て良いと思っていたので、常に自分と相手を比べて

自分より優秀かどうか判断していました。

婚活している時は、他人にも自分にも厳しく隙を見せなかったのが、彼と交際していくと笑顔が増えて穏やかな

感じになって行きました。

結婚後は共働きなので彼女が夕食担当で、出勤が早い彼が朝食を作るそうで、「何でも美味しいと食べてくれますが、

牛肉と豚肉の違いがたまに分かっていないのも彼らしいのですが、一人暮らしだったので料理は私よりも上手いし、

黙って家事を手伝ってくれます」と言っていました。

 

そして結婚して良かったと思ったのは、お互いに相手を気遣う言動をちゃんと分かっている事だと言いました。

だから12年経っても二人の会話は「ありがとう」が溢れています。

それにしても、彼と会うまでの彼女の結婚相手に求めていたタイプが違い過ぎていたので、彼の人柄を最初から

分かって変わって行った彼女は凄いと今も思うのです。

 

近年の婚活は、理想の相手との出会いを求めていたり、好きなタイプの人しか興味が無いと言う事が多かったのですが、

昨年から年明けも『結婚したい』と相談に来る男女が増えて来ました。

年齢も婚活歴も様々ですが、結婚をしたいから婚活しようと思っていますので、幸せな結婚をした方々がどんな

婚活をしていたのか、出会いから結婚までのラブストーリーを話しています。

 

令和7年2月6日  長野市民新聞掲載


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