結婚できます『婚活作法』

背伸びせずに相手を

掲載日:2016年8月31日

「星の数ほど女性は(男性は)いるさ!」とでも思っているのかしら?

何度も言いますが、100人の異性から自分を選んでくれるのは、2~3人です。

5人もいたら、異性にモテル人なんです。

だから生涯で結婚できるチャンスは2~3回しかありません。

そのくらい、結婚できるチャンスは少ないのです。

 

多くの人は、20代に結婚するチャンスは1~2回あったと思いますが、20代で

結婚できた人は、きっとその事を分かっていたから「これを逃したら、この先結婚

は出来ないかも知れない」と言う思いから結婚に踏み切ったのです。

結婚を決める時は、誰しもそんな事を考えながら決意するのです。

しかし、そのチャンスを逃した人は、あと1回しか結婚できるチャンスはないのです。

 

それなのに、気が進まないとか好みのタイプではないとか言うので、まるで危機感

を持っていない様に思います。

そんな事を言う人に限って、運命的な出会いや、あり得ない夢の様な結婚生活を

描いています。

 

結婚する前は「恋愛と結婚は違うよ」と、色んな人に言われても、結婚したことがない

人は、結婚に夢が持てなくなるから、自分は理想の結婚をしようと思うものです。

しかし、自分とかけ離れた環境の相手を望んだり、自分はさて置き、相手に求めるものが

誰から見ても高かったりしたら、つい言いたくなります。

 

3年ほど前に入会された20代後半の女性は、20代での結婚を目指して様々な婚活に

出かけていました。

私と出会った頃は、とても親しみやすい自然な感じが好感を持てたのですが、会う度に

外見から変わって行きました。

洋服はいかにも女性を意識したヒラヒラふわふわした感じになり、お化粧も今時の女性

メークになりましたが、元々容姿端麗な女性だったので、初対面の人から見れば目をひく

様ねキラキラ女子になっていました。

 

でも真っ赤な口紅は似合わないし、どんどん彼女の良い所が消えていくのを見て、

「無理して背伸びしなくても、一緒に生活できる人が良いのよ」と言ったとき、

「結婚は相手次第ですから、良い相手を選らば無いと幸せになれません。だからちゃんと

自分磨きもしています」と、ピシャリと言われてしまい、その後しばらく彼女に会うことは

ありませんでした。

 

しかし、久し振りに私の前に現れた彼女は、3年前に会った頃のように、自然に笑える

女性に戻っていました。

彼女は理想に近い男性と結婚を前提に交際しましたが、結婚の話が進んで行くにつれ、

交際中には感じなかった、考え方の違いに戸惑う様になりました。

そして自分がとても背伸びして、頑張って交際してきた事に気が付きました。

彼の言葉や行動を理解出来ない様になると「今まで彼の何を見ていたのだろう?」と、理想

の結婚相手だったのに、彼との結婚生活を考えると、決して嬉しい気持ちになれなかった

そうです。

 

「結婚とは一緒に生活することだから、色々な事を話し合えないと決して幸せは感じない

と分かった」

と彼女は言いました。

でも、それを気付かせてくれた彼に感謝できる様になったので、もう一度婚活したいと、私に

会いに来てくれました。

 

結婚は、何が大事なのかが分かると、相手の見方が変わりますね。

でも結婚のチャンスは残りわずかですので、出会いを大切にして一緒に頑張りましょう。

 

 

平成28年 7月7日  長野市民新聞掲載

 

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